河北省雄安新区で多数の古代遺跡を発見

 河北省の文化財研究所によりますと、雄安新区で半年間実施された遺跡の発掘調査で、新石器時代から明や清の時代に至るまで、様々な遺物が263件発見されたとのことです。

 その内訳は、遺跡が189件、古墳が43件、古代の建物が15件、そして近代から現代にかけてのものが16件です。このうち地下から発見されたものは多くが新石器時代や戦国時代、漢代のもので、城跡、村落の遺跡、古墳、窯の遺跡などが見られました。また地上では、明や清の時代の建物や石碑、そして近代から現代の革命の史跡が発見されました。

 雄安県の外れにある洞窟を切り開いた地下道からは、休憩所や会議室、兵器の倉庫などが発見され、「千年眠る地下の軍事奇観」と言われています。(トントン、森)